【EPS】高配当株の選び方・参考指標3選【BPS】

投資方針

こんにちは!

今回の記事では、日本高配当株を選ぶときに参考にするべき指標を解説します。

買い付け、買い増しの際は指標を参考に判断します。

当サイトの目的はお小遣いアップ!≒「安定配当」なので、検討している銘柄の配当が

①今までどうだったか?

②これからどうなりそうか?

という着眼点で見ていきます。

人間も、その集まりの組織である企業も「思い」は見えませんが、行動は見えます。

過去の行動を数値化している指標を見る事で

①どういう思いで活動しているのか?

②これからどう行動しそうか?

これらを汲み取って、投資判断をしていきます。

それでは早速参りましょう!

重要視している指標3選

EPS

EPSは企業の稼ぐ力を見る指標です。

一株当たりの儲けはいくらか?を数字で表しています。

当ブログの目標(KPI)は「配当金」です。

配当金は、企業自体が儲かっていないと出せません。

つまり「EPS」がプラスであることが重要となります。

もっと言うと「右肩上がり」であれば、増配に期待できます。

企業がどれほど株主還元に積極的であっても、ない袖は振れません。

簡単に調べる事ができるので「10年間でEPSがどのように推移しているか」チェックしておきましょう。

※調べ方は下記にて。

ちなみに、EPSをチェックする際、一緒に確認したい指標は以下になります。

チェックしたい指標

・売上 (稼ぐ力の最も上流に位置します)

・経常利益率(企業の利益率を見る指標です。同業他社と比較することが重要です)

・当期純利益(実際に企業が儲かった額になります)

BPS

BPSは企業の安定度を見る指標になります。

一株当たりの純資産はいくらか?を表しています。

企業活動において、マイナス方面にリスクが振れた場合「体力=お金」がないと、企業は存続できません。

ポケモンでいえば「企業のHP(ヒットポイント)の種族値がどれくらいか見る」という感覚です。

BPSについては、特に「減少傾向になっていないか」チェックしておきましょう。

また、BPSをチェックするうえで一緒に見ておきたい指標は以下になります。

チェックしたい指標

・純資産(企業が純粋に所有している資産の額です)

・自己資本比率(株式などで調達した資金を除いた、企業自体が持っている資産の割合です。)

・現金等(キャッシュ イズ キング 現金さえあれば、どうにかなる)

いずれの指標も「過去の推移・業種別・同業他社と比較すること」が大事になります。

一株配当

一株配当は文字通り「一株当たり何円の配当を出しているか」を示す指標です。

チェックすべき事柄は

①無配転落し転落した時があるか?

②減配したことがあるか?→それはどのような状況だった時か?

③現状維持か?

④増配しているか?

以上をチェックします。

安定配当が目的なので、10年間の一株配当が「減配していない」もしくは「増配傾向」の銘柄を選びたいところです。

また、今後起こるであろう大暴落時、落ち着いて対処するために、リーマンショック(2008~2009年)、コロナショック(2020年)などの大暴落時の配当の動きをチェックしておくことが肝要です。

配当関連で合わせてチェックしたい事柄は下記となります。

1株配当と合わせてチェックしたい事柄

配当性向 企業の利益から配当にまわした割合を示す指標。

配当政策 企業の配当の方針。塁審配当や配当性向○○%、何円以上、と具体的に示す企業を選びたい。

その他

その他にも、確認したい指標はあります。

PER(割安度合いを確認します)

PBR(割安度合いを・・・)

企業の取引先(顧客を確認します。今後の売上が確保できそうか参考にします)

中期経営計画(今後、企業がどのような未来を描いているか、重要視している指標は?などを確認します)

指標確認に便利なサイト

上記の指標を便利に確認できるサイトを紹介します。

IRBANK

企業の証券コードを検索する事で、その企業の10年間のデータを確認できます。

サイト下部の「決算まとめ」や「有価証券(EDINET)」を確認することで、上記指標を確認する事ができます。

もうひとつ、オススメのサイトを紹介します。

バフェットコード

IRBANKと同じく各指標を確認できます。

同業他社との比較ができ、グラフが直観的に見やすいという特徴があります。

企業の業績確認に便利なサイトを紹介しましたが、買いを判断する前に「買いを検討している企業のサイト」も確認しておきましょう。

社長メッセージや、主な業務内容、企業がアピールしたいことなど、直接的に確認する事ができます。

まとめ

銘柄を選定する際は、各指標をチェックしましょう。

企業の想いは見えませんが、行動の結果として「数字」は見えます。

その数字を参考に、銘柄を選定する事、そして、選定した裏付けを持つことが大事です。

裏付けがある事で、暴落時にも保有し続ける「握力」を維持できます。

短期的な株価は気にせず、吟味し「信頼した指標」を根拠に、中長期的に配当金をゲットし続けましょう!

それではまた!

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